自宅の収納スペースが手狭になり、衣類の収納に困っている方は「トランクルームを上手に活用してみる」というのはいかがでしょうか?
特にコートやダウン、ニットなどの冬物衣料は正しく保管しないと、黄ばみや色あせ、カビや虫食いを起しかねません。
今回は、自宅に収まりきらない衣類を「トランクルームに収納してみよう」というテーマで説明していきます。
どのトランクルームを選べばいいの?
収納する際に、気を付けなければならない事は「カビや虫食い」です。 カビやダニの繁殖を防ぐには、「温度と湿度の管理」が整っている施設を選ぶ必要があります。
トランクルームは主に「屋内型」と「屋外型」に分類されます。
上の図をご覧いただければお判りいただけると思いますが、屋外型のトランクルーム(コンテナ)は、通気口以外の空調設備がないため衣類の収納には不向きです。
衣類を収納するのであれば、空調設備が整っている「屋内型トランクルーム」を選ぶのがベストです。
しかし、全ての屋内型トランクルームに「充分な空調設備」が整っているかというと、そうではありません。中には「換気扇だけ」という施設もあります。
トランクルームを借りる際は、事前に施設を見学し確認しておくことが大切です。
施設についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
衣類の収納法
トランクルームに収納する前に「必ずクリーニングをすること」は大切です。
特に衣類についた汚れは、カビや虫食いの原因になるので自宅で洗濯できるもの以外は、クリーニング店に出しましょう。
収納方法については衣類によって
・スーツやコート、パンツなどは吊るして収納する
・セーターなどのニット類は収納ケースを利用する
など分類することで整理しやすく、空間も上手に活用できるでしょう。
しわや型崩れが気になる衣類は、ハンガーラックを事前に用意しておくといいでしょう。
屋内型のトランクルームには、左図のようにハンガー付きの施設もあります。
上部にはバッグなど収納でき、下部には収納ケースも置けるので、空間を上手く活用できるのでハンガー付きの施設を選ぶのもいいかもしれませんね。
衣類だけの収納であれば、衣料収納専門のトランクルームもあるので、そちらを利用するのもいいのではないでしょうか。
収納ケースの活用法
収納ケースは密閉できる物もあるので、見やすくなるように「寝かせず立てて収納」すること、あと防虫剤も入れておきましょう。
収納ケースは、持ち運びが楽で積み上げることもできるので、狭い施設でも多く収納できますね。ただし、詰め込みすぎるとシワになったり取り出しにくくなるので注意しましょう。
シワになりにくい衣類は、圧縮袋に入れて空気を抜き収納ケースで保管する手もあります。
スノコの活用法
収納ケースは床に直置きせず、すのこを敷くことで空気の流れが出来ます。
湿度を抑える効果もあり、カビやダニの発生を防ぐことが出来るので搬入する前に用意しておきましょう。
最近では、抗菌加工したスノコも販売されています。
安心して保管するためには、スノコを上手に活用する事がポイントになるでしょう。