AMAZONの電子書籍リーダー「Kindle」の発売以降、電車などでスマホやタブレットで本を読むサラリマンやOLを見かける事も多くなったように感じます。
ただ、電子書籍では味わえない「紙の質感」や洒落た本のデザインは「インテリアの一部」として、読書家が購入することも多いのではないでしょうか?
また、ビジネスの資料として専門書を購入したり、受験生や資格取得の勉強などで使う参考書などは書き込むことも多く、紙媒体としての書籍は必要だという事も。
しかし、増え続ける「本の置き場所」に困っている読書家も多いのではないでしょうか。
近年、本の置き場所として「トランクルーム」の利用者も増えていると聞いています。
漫画や文庫本、大切な本を守るために「空調設備」が整っているトランクルームの利用が増えていることは納得です。
では、どの様に収納すればいいのかが、今回のテーマです。
書籍や雑誌、書類などの保管で注意するポイント
家での保管でも注意したいのが「温度・湿度管理」です。
カビやシミ、虫食いを防ぐには「適切な温度・湿度」で保管する必要があります。
保管温度・湿度については「温度10~28℃、湿度60%以下」といわれています。
また、紫外線による日焼けにも注しなければなりません。
このように「書籍を劣化させたくない保管場所」に最適な施設は、空調設備が整っている屋内型トランクルームです。
トランクルームには、窓がないので紫外線による日焼けは防げますが
「トランクルームには窓がないから安心!」というわけではありません。
実は蛍光灯などの照明で日焼けすることもあるので注意しましょう。
できれば天井近くまで収納するのは避けた方が得策です。
段ボールに入れ保管するのは、本に破損も?
施設に持ち込むために段ボールに詰めることは問題ありませんが、そのまま積み上げてしまうと、本の重さで下の方にある段ボールが変形したりして破損することもあります。
因みに一般的なミカン箱にどの程度の書籍が納められるのか?
・コミックで70冊ほど
・文庫本で100冊ほど
・ハードカバーで40冊ほど
・雑誌で30~60冊ほど
です。
段ボールのまま保管するのであれば、狭いスペースでも、かなりの冊子数は収納できます。
しかし、大切な本を段ボールに詰め込んだまま保管するのは、かわいそうな気もします。
いくら空調設備が整っているとはいえ、段ボールは湿気には弱いので長期間そのまま放置していると、「カビやシミ、虫食い」など発生しかねません。
長期利用の場合、大切な本などの保管は、メタルラックなどを用意して壁面に並べて立てかけるようにしましょう。
また、段ボール替わりに「アクリルやプラスチックケースを利用する」こともいいでしょう。
乾燥剤をいて保管することで劣化は防げます。
トランクルームを利用する際は、まず
・自宅にある書籍を分類する(自宅用・施設保管用など)
・保管する書籍を分類する(積み上げていい本、棚に保管する本)
など予め整理しておけば、トランクルームに収納する際はスムーズに作業できます。
大量の書籍の管理法(自宅の書籍管理)
普段から自宅にある書籍類を管理しておきたいという方に便利なツールを紹介します。
それは「ブクログ(スマホ対応)」というツールです。
ブクログは、本裏にあるバーコードを読み取り登録(読書状況も記録記録できる)するだけで操作はいたって簡単です。
ブクログに登録しておけば「知らずに同じ本を複数購入してしまう」という悩みも解消できます。
また、自宅の書籍や雑誌などを登録し、頻繁に利用するもの・しないものに分類しておく事もできます。トランクルームを利用する際にも便利な機能ですね。
書籍や雑誌類、書類など外部施設に保管するときは、事前準備をしっかりしておくことが「トランクルームを活用するコツ」ではないでしょうか?
大量の書籍を所有している方は、日頃から「書籍管理の意識」をもって、ブクログの様な便利なツールに登録していくことをおススメします。